子育てクライミング 誕生〜月齢6ヶ月

2017年9月に子供が生まれてから生活が激変しました。クライミング中心だったスケジュールはすべて子供中心に回るようになり、外岩はもちろんクライミングジムに行くことすらなかなかできない日々が続きました。

ここではどのように時間を捻出して、どのようにクライミングをしてきたかを記録の意味も含めて書いていきたいと思います。

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初めの1ヶ月

子供が生まれて最初の1ヶ月はもう何もできません、クライミングはあきらめましょう。

母は出産後の崩れたホルモンバランスと戦いながら不眠不休の授乳をしてくれています。父は母の睡眠を少しでも確保できるように家事全般を行いながらなれない育児を行いましょう。

私の場合気がついたら1ヶ月経ってました、、、ただ「子供可愛い〜」の本能が全てを凌駕している状態なので不思議と苦痛はなく、単純に気が付いたら時だけが過ぎてる浦島太郎状態でした。

2〜3ヶ月

睡眠をまとめて取ってくれるようになったり、授乳も排泄も回数が減って物理的には楽になっているはずなのですが「子供可愛い〜」ホルモンが切れてくるせいか精神的にはそれほど変化ない感じでした。

子供はまだ首が座っておらず、クライミングエリアに連れ出すのは不安な状態ですが、この頃から車中泊まじりの旅行などをしてクライミング環境(なの?)に慣らしていくと良いかもしれません。

それと同時に子供をクライミングに連れていくために液体ミルクのテストを始めましょう。

アウトドアに出るときに子供の授乳をどうするかは永遠の課題になります。母はさっと授乳できるのですが、父は子供が泣いてからコッヘルでお湯を沸かしてミルク入れて冷まして、、、なんてやってられません。

2019年からやっと液体ミルクの認可が降りたので、どの種類なら子供が飲んでくれるのかをこの時期からテスト(慣らして?)いくのが良いと思います。

→ 液体ミルク

3〜6ヶ月

私たちはこの月齢になってやっとクライミングに行けました!この時期が子育て期間中にしてはかなり登れる期間になるので頑張って登りに行きましょう!

登りに行くのにあると良いもの

・ダウンのカバーオール(この月齢が冬の場合)

なんだかんだでアウトドアに出るときは防寒が大事でした。私達はGAPのダウンオーバーオールをメルカリ(だったかな?)で購入しました。子供服はあっという間にサイズアウトするから、こだわりがなければ中古品を安く買うのがおすすめです。

・前で抱っこできるスリング

ベビーキャリーはまだ早い、この月齢は前に抱っこが正解です。私達はベビービョルンのベビーキャリアONEを使っていました。色々と調べた結果、親が下を向いた時に赤ちゃんが抱っこひもからスポット抜ける事例が散見されたので山の中でいろいろな体勢になったときでも子供が落ちることがないようにしっかりと体を固定できるタイプのものを使用しました。

ただし大型ザックとの併用は厳しいので、運べるのは30〜40Lのザック+抱っこひもと言ったところでしょうか。

・ツエルトとか簡易テントとか

子供の居場所としてあると便利です。風よけ日除けはもちろんですが、授乳やオムツ替えなどちょっと人目を避けたいときにも活躍してくれます。

テントだと囲まれているので虫も避けられるし子供も外に出なくて良いのですが、下地によっては建てられないのが難点。ツエルトは日除け風除けには便利なのですが建てるのか面倒だし虫も簡単に入ってきてしまうのが難点。

実はこんな方法もあってかなり便利だったんだけど、他の人の視線とか虐待を疑われるとかのデメリットも。。。

メリットデメリットがそれぞれあるので自分の行きたいエリアやルートによってチョイスするのが良いのではないでしょうか。もちろんマットも忘れずにね!

・ボルダーマット?

単純に大きなマットならば何でも良いのですが、マットを半折にして転がり防止にしたり風よけになったりと意外と便利です。持っていくのは大変なんだけどね〜

年齢差はあるものの月齢3ヶ月位から寝返りを打つ子供が出てきます。家ではまだ寝返りをしていなくてもクライミングエリアの傾斜を借りて転がったりすることがあるので注意しましょう。

私達は湯河原幕岩をメインに連れて行っていましたが、シーズンが良ければ小川や瑞牆に連れて行ってあげるのも楽しいですよね。大人が楽しそうにクライミングをしているのを見ていると、子供もクライミングが好きになってくれる気がします。上手く行けば「子供が行きたいって言うから仕方なく。。。」なんて完璧な言い訳ができますよ♪