子育てクライミング 事前準備

2017年9月に子供が生まれてから生活が激変しました。クライミング中心だったスケジュールはすべて子供中心に回るようになり、外岩はもちろんクライミングジムに行くことすらなかなかできない日々が続きました。

ここではどのように時間を捻出して、どのようにクライミングをしてきたかを記録の意味も含めて書いていきたいと思います。

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出産前準備が大事

子供は急に生まれません、どんなに鈍い(失礼)人でも半年くらいは準備期間があるはずなのでその間にできることをサクサクと行っていきましょう。

個人的のこの期間に用意しておいてよかったな〜と感じたものを列記していきます。

1.ドラム型洗濯乾燥機

友人がおすすめしてくれて購入したのですが本当に良かった!出産まで子供一人分の洗濯物だ増えるだけなんて思っていましたが、実際には半端なく洗濯量が増えます、ホントビックリな量です。

そもそも機械物というのは専用品(この場合は洗濯機と乾燥機)のほうが機能的には尖っていて優秀に見えるのですが、育児中は機能が劣っても人の手を介さずにフィニッシュ(ここでは乾燥)まで仕上げてくれるってのが非常にありがたく感じるので乾燥機一体型がおすすめです。

正直なところ洗浄力は今までの洗濯機よりも退化してしまいました。特にクライミングで使用したウエアの泥汚れはそのままではなかなか綺麗になってくれません。また生地が伸びるのが早いとか乾燥に時間がかかるというのもデメリットですね。

それでもとりあえず洗濯機に突っ込んでスイッチを押せば乾燥までしてくれるのは素晴らしい!あと花粉症の時期に外干ししないで済むのは育児とは関係ないけど大きなメリットでした。ちょっと高いけどコスパは高いんじゃないかな〜と思います。

ちなみに私達が購入したのは下にある広告の旧機種です。「洗濯可能量」「しっかり乾燥」「値段」のキーワードで購入しました。

2.電気ポット

「ミルク〜」って泣き始めた時に愛妻limacは直ぐに授乳できるんだけど、男の私はどう頑張ってもおっぱいが出ないので粉ミルク頼みになります。それで急いで作り始めるんだけど、、、まどろっこしい!
75°〜90°のお湯(一度沸騰させてから)で粉ミルクを溶いて40°前後まで冷ますのですが、子供がギャン泣きしてる時にこれをやってるともう大変!

私の最終的ワークフローはこんな感じでした。

湯沸かしポットでお湯を用意し、白湯を冷蔵庫に作っておく

授乳のタイミングになったら必要量の大体半分のお湯でミルクを溶かす

溶かしたミルクと冷蔵した水を混ぜて必要量のミルクにする。

約90°のミルクと約10°の水を混ぜると計算上は50°ですが実測値でだいたい40°前後になります


お湯と白湯が常にキープされている状態だと負担感が激減します。お湯は沸かしっぱなしになるのでしっかり断熱された魔法瓶タイプがオススメです。

ちなみに私達が最終的に選んだのはこのポット。魔法瓶としての保温性が高いのはもちろんですが電気が繋がっていない状態でも手押しでお湯を出せるのがポイント高いです。ちょっと食卓とか作業場とかにポットだけ移動してお湯を使えるのは非常に便利です。

3.カドルミースリング

私達はそら豆って呼んでましたがなんか似てるでしょ?
おっぱい(粉ミルク)とおむつはやればできるのですが寝かしつけは匠の技です。

抱っこして「よしよしよしよし、、、、、、」やっっっっ〜と寝てくれた!
そ〜っとお布団に移動 「うぎゃ〜!!!!」

このワンテン地獄は心が折れそうになるのですがそら豆ならそのまま下ろすだけ♪しかもこれに入れるとギャン泣きしててもピタッと止まります!娘っ子の場合そら豆で泣き止まなかったのはおむつとおっぱいのときだけでした。

新生児から使えるし両手も使えるようになるしで神レベルのアイテムでした。ちょっと高いし使用期間が短いのが難だけど、メルカリとかに2〜3000円くらいで出てるからそれを買うのが吉でしょう。因みにサイズは身長176cmのironが「L」でちびっこの愛妻limacは「M」が適正でした。

使い方間違えると股関節に負担がかかるみたいだから必ず説明書を読みましょう!

4.おむつは予め買いだめしないほうが良い

新生児の間は想像を絶するようなおむつ交換をします。1日に10〜20枚くらい使うのであっという間に1袋使い切ってしまいます。ちょっと多めにストックしておきたいところだけど、、、

うちはこれでハマりましたが子供とおむつの相性ってあるようです。ironの娘っ子はメリーズだとおしっこしてもギャン泣き具合が少しマシだったり、オムツかぶれが出にくかったりしました。

産院でもらったパンパースとメリーズが切れてからはこだわりのオーガニックコットンを使用したナチュラルムーニーを使用してみたのですが結果がいまいち(うちの場合です)パンパースもイマイチで最終的にメリーズに落ち着きました。

子供によってはパンパースが良いとか、グーンが良いとか出たとこ勝負の部分もあるようなので出産前にあまり買いだめせずに相性を見極めてから買いだめするなりAmazon定期購入に切り替えるなりすると良いと思います。

その他

物理的なことはこんな感じだけどクライミングで考えると実は人とのつながりが切れてしまうのが一番たいへんだったりします。今まで一緒にガンガン登っていた人と同じペースでは登れません。子供を連れてまったりペースで、しかも子供の状況次第でドタキャンしたり早めに下山したり。。。

この様な状況はクライミング現役中に子供を育てた人でないとわからない部分が非常に多くあり、子育て経験のないクライマーとの確執に繋がりかねない部分もあります。クライミングを続けるのであれば予め子育てクライマーと繋がっておくのが非常に有効な気がします。