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2020年4月

フィンガージャムの科学

クラックを狭い方から観察するとリスから始まりワイドへと至ります。リスから始まった狭いクラックが広がって指の関節が入り始めればやっとジャミングが効き始めるサイズになります。このサイズがフィンガーサイズで、使用するジャムがフィンガークラックになります。 フィンガージャムは関節付近の膨らみを引っ掛ける フィンガージャムは9個ある指関節をいかに上手くクラックに引っ掛けるかが勝負なのですが小指の第一関節は厳 […]

フィストジャムの科学

フィストはクラックに拳を入れて握り込むだけの単純明快なジャムです。 直感的で誰でも簡単に使えるのですが、対応幅は狭く筋力もそれなりに使うので極め続けるのはしんどいジャムです。 私はフィストジャムに関してはボトミング系2つと握り込みによるジャムの合計3つの方法に分けて考えています。 今回はこれを一つづつ説明していきましょう。 握りこみによるジャム 一番オーソドックスなフィストジャムです。ゲンコツを握 […]

タイトハンドの科学

ジャム筋は入るけどちょっと間違うとシンハンドになってしまう微妙なサイズのタイトハンド。決まってしまえばバッチリ保持できるのですがちょっとしたコツがあります。 手首の厚み まず人間の手の特徴として一般的に掌よりも手首の厚みのほうがあります。なのでタイトハンドサイズのクラックに手を真っ直ぐにした状態でジャムを決めようとすると手首のほうが先につっかかってジャム筋は入りません。 青い部分がクラックの中を表 […]