ホールバック購入記

  • 2022年10月10日
  • 2022年10月13日
  • その他

今使っているザックは8年もののミッション75。完全に壊れて使えなくなったわけじゃないのですが、去年くらいから真綿で首を絞められるようにジワジワ壊れて来てるんですよね〜

ヒヤヒヤしながら1年くらい次のザックを探していたのですが、やっと購入したのはホールバックでした。今回は色々と検討した備忘録とインプレ記事です。

クラッククライミングでのザックの使い方

今までクラッククライミングで使うザックは背負いやすいものをメインで考えていました。なんと言ってもカムなどの重い荷物を背負わなければ行けないのでアプローチで疲れないことを考えての話です。でも膝を痛めてアプローチ短いところしか行かなくなったり、子供のペースで移動しなきゃいけないなど状況が変わってきたので判断基準もそれに合わせて変えてみました。

どのように判断基準を変えたかを書く前に、現在どんな問題点があるのかから列記してみましょう。

ガチャと岩に挟まれて破れる

クラック登るときは当然カムを持っていくんですが、カムがザックに入ったままで岩にこすりつけたり、ザックを岩の上に乱暴に下ろしたりすると破けます。最近のウルトラライト系のザックは一発で穴が空いちゃうだろうし、そうでないミッション75も大事に使っていたつもりですがやはり穴があちこちあいちゃってます。

不思議とほつれても来ないのでそのまま放置しちゃってますが、本当は接着剤とかで塞いでおいたほうが良いんでしょう。

転戦とパッキング

クラッククライミング、特に小川山で顕著なのですがあちこちと転戦しながら登る場合が多いです。具体的にはクラック巡礼コースと呼ばれるような「親指岩→お殿様岩→最高ルーフ→仏岩」などでは「登ってはちょこっと移動」を繰り返します。そんな時にザックにいちいちパッキングするの面倒くさいんですよね〜

特に子供がいるとガチャ関係をまとめるハードルが相当あがります。ギアをきれいに置いておいてもいつの間にかカオスになってるし、子供から目を離せないからパッキングは交代になるので時間をかけられません。しかも両親でお互いに使用したギアの受け渡しがリアルタイムでできないので、荷物を大雑把にまとめて、残りはザックに突っ込むような形になってしまいます。世のパパママたちはこんなハードな状況でクライミングしてたんですね、脱帽です。

クラックの荷物はデカくて重い

ハンドサイズ〜フィストサイズくらいまでのギアはまだしも、ワイド系のギアまで持っていくと重いし容量は増えるしで大変です。私の場合はとくに水分を大量に摂取するタイプなのでその重量も加算されます。


結果、私のミッションは肩の部分が見事にほつれてきちゃいました。このあたりは力はかかるし擦れるし、しょうがないですよね。修理も考えたのですが内側のコーティングがだめになっていると修理受付できないようでNGでした。

必要条件と理想を考えてみる

新しい物を選ぶにあたって色々ある問題点の解決案と現状で満足している部分をかけ合わせて、必要条件と希望の順番を考えてみました。自分でどんなものがほしいのかがわからないと選ぶことも出来ないですからね。

必要条件

・70〜80Lくらいの荷物が入る
・多少のことでは破けない丈夫な生地
・壊れにくい縫製

希望条件-1

・形は出し入れがしやすいバケツ型でできれば自立してほしい
・外にちょっとギアがぶら下げられると嬉しい

希望条件-2

・可能な限り軽量
・背負い心地がよい
・フルオープンなど便利な機能(スキー用みたいには背面フルオープンだと望ましい)
・天袋などメイン気室の他にも収納スペースがほしい(取り外し可能ならなおよし)

希望条件-3

・色は青が好き
・小さなポケットがあると便利だぞ〜
・じつはボルダーマットになったりすると嬉しいw

理想と現実の狭間

理想的なザックを求めて1年くらいブラブラと岩場とかお店で色々とチェックしたのですが、理想が高いのか良いのがなかなかないんですよね。

一時はホールバックとザックを買ってニコイチで改造しちゃおうとか、サブマット的なにかとザックを・・・なんて事も考えたりしたのですが結局BDのホールバック買っちゃいました。

優先したのは強度と自立するバケツ型形状で荷物を放り込めること、妥協したのは背負心地と細かい便利機能です。

ホールバックに馴染みのない人もいると思うのですが、簡単に言うとビックウオールでの荷揚げ用バックです。どんなものを買ったのか簡単に写真で説明していきます。

トラックの荷台シートを厚くしたような布地で一見して強度が高そうなのが伺えます。

内部も質感も同じツルツルでギアなどを放り込んでも引っかかることはなさそうです、内側に1つポケット(右側の青いやつ)があります。

トップの黒いエクステンション部分が普通のザックとは一線を画する分厚さです。さすがホールバック。容量もたっぷりあって、ここのエクステンションだけで15Lくらい入りそうな勢いです。

ボトムは自立するようにしっかりと縁取りされてます。穴が空いているのは水抜き用、テープはここからさらに下にバックをぶら下げたりするためにあるのですが、私が使うことがあるのかは微妙な感じ。

私が普段入れているギアを放り込むとこんな感じ、70L表記ですが実際はもうちょっと入りそうな感じです。たっぷりはいるとその分重くなってしんどいのですがそれは致し方ないところでしょうか。

背中の部分、もとはツルツルのコーティングされた布地で通気性「0」です。蒸れまくるので私はメッシュを付けてみました。ウエストベルトは取り外し可能、肩ストラップは収納可能です。このあたりがザック仕様になれば理想的だったのですがそういう製品は残念ながらありませんでした。。。

通常ループが付いている肩ストラップの間には何もなく、なれないと手が空振りします。

総じて70Lと適切な容量、バケツのようにとりあえずギアを放り込める感じ、布地の強度は最高です。でも背負心地はかなり悪く、背中がゴツゴツするし蒸れるし、欠点もなかなか強烈でした。

まあザックじゃなくてホールバックなので背負心地の部分は目をつぶるしかないでしょう。現在は背中にハニカムメッシュを入れてちょっとだけ背負心地が良くなりました

これ買っておけば、どうしても気に入らなかった時に「自分で改造」なんて道も残ってるかな〜なんて♪