GriGri2その後

日記がやっと現実に追いついてきたアイロン日記へようこそ。
今回はグリグリ2を買って小川で使い倒してきたので
そのレポートですよ〜

それにしても買ってからパッケージから外すのがすごく大変だったんだけどなんか楽な外し方あったのかな? 
埒があかないからペンチでプラスティックパーツ壊しましたw

基本的な部分はここを参照してもらって
ここで書くのはそれ以外のところがメインですよ〜

今回のグリグリデビューは何故かマルチピッチから。
実は二人とも一度もフォールしてないから
感じたのは小ささ&軽さのメリットだけでしたw

でもマルチに行くときには重要なポイントだから
小さく軽くなったのはとてもいいことですよね〜

マルチで感じた欠点はロープを通すときに
カラビナから外して完全にフリーになるところ。
もし手が滑ったらそのまま取り付きまで落ちていきそうです・・・

せっかくマルチでも使いたいと思うサイズになったんだから
細引きとかが入るような穴が開いてればいいのにな〜

懸垂でも使ってみたけどこっちは旧グリグリと使用感はそれほどかわらず。
Climbworksさんは使いやすくなったと教えてくれたのですが、
これは途中でとまったり作業したりする場合の話なのかな???

そして通常のビレイ、前回の日記のとおり
とても使いやすくなっていますがさらに発見が!

新しいグリグリ2はATCと同じように
普通に上からロープを入れるとそのまま繰り出せちゃいます。
特に細いロープだと引っかかる気配すら見せず
ATCと同じようなか感覚で繰り出せました!

そして写真のように右手側のロープが下にある場合に
素早く繰り出した場合はロックします。

このあたりの操作がATCと共通になるのは嬉しい限りですね♪
これからグリグリ2に移行する人にも朗報でしょう。

ちなみに私がこの方法でテストした限りでは下記の通り。

B社10mm ほぼ新品 かなり素早く繰り出してもロックせず
M社10mm ボロ   普通に繰り出せるけど素早く繰りだすとロック
Er社?mm ほぼ新品 かなり素早く繰り出してもロックせず
M社10.2mm 普通  普通に繰り出してもロックすることあり
E社9.9mm 廃棄寸前 素早く繰りだすとたまにロック
M社8.9mm ほぼ新品 ロックの気配もなしw

B=ベアール M=マムート Er=エーデルリッド E=エーデルワイス
右手で上からロープをグリグリ2に押しこむようにした結果です。
書いたのは感覚的なものだしロープの状態も1本1本違うので
参考程度で考えてください。

このデバイスと組み合わせるなら10mm以下が相性良さそうですね。
古くなって太くなるタイプのロープなら9.5mm位がいいんでしょうか?

ちなみに8.9mmのロープはフォール時にATCと同じ程度右手で握れば
問題なくロックしました、細いロープでも全く問題なしですね♪

そしてもう一つ改良されていたのがここ!

旧グリグリのヘビーユーザーならわかると思いますが
使ってると赤矢印のところが削れて刃物みたいに鋭くなるんですよね〜

私はヤスリでエッジを落としてましたが
新しいグリグリは片方が樹脂で出来てるからこんなことはなさそう。
でもこの樹脂の耐久性はどうなんでしょ???

これも長く使ってみないとわからないけど
構造的に強度が必要な部分ではないから
減ってきたらエポキシパテで補修しちゃうのもありかもw

このグリグリ2、カタログに乗らないようた地味なところを
非常に真面目に改良して使いやすいデバイスに仕上がってます。
今からオートロックデバイスを買いたいと思ってる人は
一度これを見てみるといいですよ〜♪ 

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