本当のカムサイズを探る 

仕事疲れが溜まると毒舌モード全開になるアイロンです、こんにちは
毒ばかりだと問題なので今日はクライマーに有意義な?実験をしてみました。

最近ワイドを登るようになってキャメ5だと緩いけど
キャメ6だとキツキツなクラックによく出くわします。。。
クラックやってれば良くあることですがすぱっと割れたクラックだと
大きめの番手では狭くて小さめの番手だと広いって事もしばしば。。。

でもサイズ表を見るとかなりカバーされてるはずなんだけどな〜・・・
おかしいと思ったら自分で実験するべし!

題して「本当のカムサイズを探る!!!」〜アイロン版です。

さて、最初にこれを見ていただきましょう

私が愛用しているキャメロットのサイズ表です。
レンジ幅は相当に重なっているように見えます。

ここでキャメロットの説明書に目を通してみましょう。
説明書にはいろいろと書いてありますがサイズ関連の所を要約すると
カムの歯が90〜50%閉じた状態で使用してくださいとある。

今回の実験は高精度カムサイズ測定器(普通の三脚+ノギス)を使用して
実際に使うサイズレンジを測っていきます!

今回使った実験器具はこんな感じ

このなんちゃって測定器を使って
・カムの歯が最も閉じた状態(これを100%とします)、
・普段目指している開き(ベストとします)
・50%くらい
の3パターンのサイズを測ってみました!

因みに表にあるレンジの最大サイズをカムで再現すると・・・

こんな感じ! 
説明書で使用禁止って書いてある範囲を使用レンジに入れるなよな〜(-_-メ)

2〜3個測った時点でカムの歯が開ききったサイズは
表の最大レンジと同じなので測るのを中止しました。。。

で、測った結果は下記の表通り(0%はカタログから転載)。
実際に使用するときはベストと100%の間くらいまでは使えるけど
あまり100%に近づくと回収に手間取りそうで余り使いたくないレンジですね。

これを見ると中間サイズはサイズが重なってるけど
大きい方と小さい方はサイズが飛んでるって思った方が良いですね〜

特に大きいサイズの方は大きく飛んでるから
旧キャメ5とかが欲しくなっちゃいます(笑)

今回の結果はこんなですがガッテンいただけたでしょうか?

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