マスターカム修理外注記

  • 2023年1月28日
  • 2023年1月28日
  • カム

マスターカムは一般的なカムと違い、カムローブを針金ではなくケブラーで引っ張ります。今回の記事はそのケプラーが切れてしまったので修理をお願いした時の記録です。

広告

ケブラーが切れた

今回切れてしまったケブラーですが、突然ぶちっと着れたわけではなく、まずは外皮が剥けて中の芯が出てしまいました。おそらくフォールした時にロープと擦れたのでんじゃ無いかな〜と思うのですが、思わぬ弱点ですよね。

その後しばらくは接着剤で固定してケプラーの中芯だけで使用していました。多少ぐらつくものの普通に使えていたので修理もせずに使っていたのですが、とうとうすべてが切れてしまったのでした。

自分での修理は困難

キャメロットとかの針金修理は自分でできるけど、ケプラーはどうやるんでしょ?

ケプラーの紐はAmazonでも売ってるんだけど、金属とケプラーの接続になんの接着剤を使えばよいのかいまいちわかりません。

普通に考えればエポキシ系なんでしょうが、ケプラーの紐を通して長さを調節しながら固定するのが難易度高いんですよね〜悩んでいるよりもクライミングしたいぞ〜となって新品を買うことにしました。

お店に問い合わせ

そのままセールで新品のマスターカムを買ったのですが、ついでにお店で何気なく修理できないか問い合わせたら、後日電話連絡があってなんと1500円で修理可能?! 

あの、、、この前買ったの返品して良いですか?

そんな気分になったりもしましたが、ちっちゃいカムは多めに持っておいても損はないでしょう。新しいのを買った上に修理もしてみました。

修理完了

当たり前ですが普通に使えるように仕上がってます。でもケプラーとカムローブの接着部分は美しさがいまいち。使えればいいんだし、安価な修理だからそこまで求めちゃいけないんでしょうけでw

使ってるケプラーの紐は1mm、新品時と同じ太さを使っています。ただしケブラー紐の硬さがちょっと違うのか、カムローブの動きを阻害してしまう部分も見られました。

カムローブの片方を抑えたときに反対側がちゃんと開かないことがありました。

新品で購入したマスターカムはカムローブを片方抑えても反対側は問題なく全開します。真ん中のワイヤーとトリガーの抵抗が強い感じがするかし、交換したケブラー紐が原因かは確定はできませんが、ちょっと残念なところです。

このあたりはワイヤー式だと引っかかって開かないこともあるし、普通に使う分にはそこまで気にしなくても良いかもしれません。

何はともあれリーズナブルに修理をしてくれる代理店のロストアローさんには感謝しかありません♪

修理料金、期日

2022年10月時点で修理は2週間程度、値段は消費税入れて1650円でした。

お店に修理依頼→見積もり電話→修理依頼確定→出来上がり電話→ピックアップ、の流れです。

まとめ

旧型はサムループも付いているし新型よりも使いやすいと思うので、もし同じような問題で使用不能になっているのであれば修理出ししてみると良いかもしれません。

カムの最新記事8件