大堂海岸情報 @シークレットエージェントマン

おまたせのシークレットエージェントマンアプローチ情報です。この情報は私が実際に行った時の情報にマルボーさん、しいちゃん、YOUさん、さちさんの情報をプラスしてお送りします。
※最果てエリアへのアプローチは2012.12にマルボーさんが整備してくれていますm(__)m時間が経つとここに書いた情報と多少変わってくるかもしれません。

アプローチ四国の道を柏島8.8km浦尻2.8kmの道標まで何も考えずに進みます。
道は明瞭なので迷うことはありません。

この道標が出てきたら四国の道から外れて直進方向の踏み跡へ。前傾壁エリアへの分岐を過ぎて急な坂を下ると大きな石の上にケルン、10m先にテープを巻いた木とケルンがあります、(図1)

ここで私のように喜び勇んで海に向かってラペルしてはいけませんw正解は青矢印の通り海に向かって右方向にトラバースです。
ちょっとトラバースすると枝ぶりのいい木が出てきます(図2)

私達は最終的にこの木から80mロープで下降用ロープをFIXしました。ロープ残が1mくらいだったのでこの地点からは80mロープが必要です。
ここから10m程度ラペルするとSAMとテープを張られた岩と腕くらいの細さの木が何本か出てきます(図3)

私達はロープの伸びを考えてここで80mロープをインクノットで固定してラペルしました。後から確認したところ、ここがトポにある70mのラペル開始地点だそうで
別パーティーがここから60mロープで下降したところ5m程度ロープが足りなかったそうです。

私達は木が細いので複数の木から流動分散でビレイ点を作りました。聞いた話しだと、上記ポイントから7m程FIXを張ってバックアップにした上で最後の低木からラッペルすれば60mで降りらるそうですが私が見る限り支点にしたいと思う木はありませんでした。。。

草付きを下ってリップを越えると砂岩と風化した花崗岩のミックス地帯に出ます。砂岩はほんのすこしで殆どが風化した花崗岩です。
下降するに従い岩は安定していき、リップから20m程度でハング下にワイドが出てきます。私達はそこで1P目の終了点をセットしました。
ワイドの中で風を避けられるしビレイするときの負担も少ないのですが海までは50m弱あるので(たぶんね)登った後ロアーダウンできません。複数人数で繰り返し登りたい場合やTR工作ではもう少し低いところで終了点を作成する必要があります。
リード&フォローで登る場合は60mロープを3本用意して1本目を(図2)の地点から1P目終了点までFIX。2本目をここから海までFIXするのが合理的かもしれません。3本目は登る用だよ♪
70mロープがあればなんの問題もないんだけどねwww

分かっちゃえば簡単に行けるんだろうけど初見だとドキドキ♪間違った所で降りるとユマールが待ってるから気をつけてね〜アッセンダーも念のため携帯しましょうwww

情報を頂いた皆様本当にありがとうございました。とても良いルートでした\(^o^)/

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