クライミングwith新型コロナを考える

あけましておめでとうございます、今年もよろしくお願いいたします。
今年からはiron日記2.0もここで復活させる予定なのでこちらも合わせてよろしくお願いいたします。
今回はその第一弾として、緊急事態宣言が出た新型コロナとクライミングについて考えてみたいと思います。

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緊急事態宣言

緊急事態宣言と言っても飲食店やカラオケ店への要請と一般人に対しては午後8時以降、不要不急の外出自粛が呼びかけられただけでした。

2020年4月のときのように県境またぐ移動の自粛などは求められなかったのですが、クライマーは自由に登りに行っても良いものなのでしょうか?

これに関してはすべての岩場に対して同じような考え方で望むのはあまりにも乱暴に思います。岩場の周辺に住んでいる住民が、クライマーが来るのは耐え難いリスクだと考えている地域もあるでしょう。逆に節度を守ってくれるなら来客を歓迎するところもあるかもしれません。

ほとんどの岩場にはローカルクライマーがいて、その人達が地元との中を取り持っています。行きたい岩場があるならば、そのようなローカルたちが発信する声を聞き取りましょう。自粛や禁止(日本の場合ほとんど同義ですよね)をしているエリアであればFBやJFAのHPを見ると乗っていると思います。

登りに行く回数を減らそう

当然の話しですが、登れないエリアが出てきたらばその分登れるエリアは少なくなります。クライマー全員が今までと同じ回数登りに行ったらば登れる岩場はパンクする可能性が高くなります。

岩場の存続のためにも外岩に行く回数を減らしつつ行ったときは安全に配慮して登ると言うのが現状の最適解な気がしますがいかがでしょうか?

今まで以上に事故に注意しましょう

コロナ禍のなかでクライミングをする場合に事故を起こさないというのも非常に大事なことです。昨年は要救助者の感染疑いで救助にあたったレスキュー隊全員が待機を命じられる状況が起きました。我々クライマーがレスキュー隊に感染させるようなことがあれば、最悪そのエリアの登攀禁止問題などに発展しかねません。

コロナ禍の中で社会がピリピリとしている中で刺激をするとどういう反応が起こるか想像がつきません。そのあたりを忖度してTRでクライミングを楽しんだり、グレードを落としてクライミングをするのも一つの手です。

逆にTRクライミングと割り切って今まで苦手だったサイズのクラックを練習してみたり力を抜いたジャミングを意識して習得するのもこれからのクラッククライミングの為に有効だと思います。

感染を防ぐ

前ページではコロナ禍の中での岩場やクライミングにかんして書きましたが次ページでは具体的な感染防除について書いていきます。