YEAR

2020年

グレードだけで判断すると怖いルート集@小川山

小川は古き良き時代を思わせる厳しいルートからジムクライマーでも遊べるようなルートまで雑多に有るのが特徴ですが、殆どの場合それらの細かい説明はトポには乗っていません。 昔はクライミングを始めた頃に要注意ルートとして先輩に教えてもらったりしたものなのですが最近はそのような内容を共有するコミュニティが減ってきて、危険なルートもキャッキャと言いながらトライするような状況も散見されます。 ここでは情報共有が […]

iron工房-クラック用クライミングシューズにアッパーラバーを貼る

私のクラックシューズはすべてアッパーラバーが貼ってありますが、岩場でも興味津々の人が多いようです。なぜラバーを貼り、どのような効果があるのかをここで公開したいと思います。 2021.6.27 大幅に加筆修正しています。 なぜアッパーラバーを貼るのか クラック用のクライミングシューズは、ジャミングメインで登る場合は細いクラックにも足が入るように足趾を伸ばして履いたほうが有利です。しかし足趾を伸ばして […]

クラック用クライミングシューズのリソールを考える

シューズに魂を売ったと言われ始めてはや??年。旧iron日記で出していた細切れのリソール情報をここで一気にまとめてみました。 買い替えとリソールどっちがいいの? まず最初に検討するべき部分はこれです。ソールが減ってきて寿命を迎えつつある自分のシューズ、これをリソールするのと買い換えるのだと何が違うのでしょうか?買い替えとリソール、それぞれのメリットを上げて比較してみます。 買い替えのメリット ・安 […]

クラック用クライミングシューズの選び方

クライミングシューズに悩み抜き、一部でシューズに魂を売り渡したと言われたironが語るクラッククライミング用シューズの選び方です。クラック用のシューズで悩んでる人は参考にどうぞ。 なぜクラック用のシューズなのか クライミングシューズと言うとひとくくりになってしまいますが、フェイスクライミングではスタンスを拾うのが目的でクラックではフットジャムをきめるのが目的になります。 目的が違うので当然シューズ […]

2020/06 大日駐車場台数制限

大日駐車場の駐車スペースに手が入れられ、駐車可能台数が大幅に減っています。また今まで駐車スペースとして使用できていた上部水場の脇には柵が設置されて車の侵入ができなくなっています。コロナ対策で行っているようでしばらくはこの状態が続くそうです。

シンハンドの科学

指の第3関節は入ったけどジャム筋(母指内転筋)までは入らない。。。ここもオフフィンガーに引き続き辛いサイズです。 辛いサイズではありますがジャムを決める部位が指から手のひらになり、かけられる力が一気に増えるのでその点では楽になります。フットジャムも効き始めるのでそのあたりを上手く利用するのが攻略の鍵になります。 私の場合シンハンドはケースバイケースでいろいろな技術を使うのですが、逆に言うとどれも決 […]

クラック用テーピングの巻き方

クラックといえば素手で登る人もいればテーピングテープを巻く人からジャミンググローブを使う人まで色々といますが、私は本気トライのときはテーピングを巻いて登ることが殆どです。ここではテーピングテープを使う理由から実際の貼り方まで書いていきます。 なぜテーピングテープなのか クラックやってて「痛くないんですか?」とよく訊かれるけど「ジャムがズレなければ痛くないんですよ~」って答えてます。でもそれはテーピ […]

フィンガージャムの科学

クラックを狭い方から観察するとリスから始まりワイドへと至ります。リスから始まった狭いクラックが広がって指の関節が入り始めればやっとジャミングが効き始めるサイズになります。このサイズがフィンガーサイズで、使用するジャムがフィンガークラックになります。 フィンガージャムは関節付近の膨らみを引っ掛ける フィンガージャムは9個ある指関節をいかに上手くクラックに引っ掛けるかが勝負なのですが小指の第一関節は厳 […]

フィストジャムの科学

フィストはクラックに拳を入れて握り込むだけの単純明快なジャムです。 直感的で誰でも簡単に使えるのですが、対応幅は狭く筋力もそれなりに使うので極め続けるのはしんどいジャムです。 私はフィストジャムに関してはボトミング系2つと握り込みによるジャムの合計3つの方法に分けて考えています。 今回はこれを一つづつ説明していきましょう。 握りこみによるジャム 一番オーソドックスなフィストジャムです。ゲンコツを握 […]

タイトハンドの科学

ジャム筋は入るけどちょっと間違うとシンハンドになってしまう微妙なサイズのタイトハンド。決まってしまえばバッチリ保持できるのですがちょっとしたコツがあります。 手首の厚み まず人間の手の特徴として一般的に掌よりも手首の厚みのほうがあります。なのでタイトハンドサイズのクラックに手を真っ直ぐにした状態でジャムを決めようとすると手首のほうが先につっかかってジャム筋は入りません。 青い部分がクラックの中を表 […]