トーテムカムインプレッション

後日。。。そんなこんなでトーテムカムをお借りできたのでテストしてきました。

トーテムカムをいじくり回すぞ〜なんて思って城ヶ崎に行ったらオフセットカムからトライカムからボールナッツまで集まってきました(^_^;)スゴスギ

まずは物理的な部分のチェックからね♪

広告

重さ

見た目でかい割には軽いです。マスターカムとかX4とくらべて差を感じません。構造は複雑だけど細めのワイヤーメインでできてるから軽いんでしょうね〜
ヘッドがコンパクトなのも効いてるのかな?

サイズと色

前ページではキャメロットと揃ってないなんて書いたけど黄色サイズ以外はだいたい揃ってました。適当なインプレでごめんなさい〜w

ヘッドの形が不思議だからサイズ感がわかりにくいけど実際に使う感じだと大体写真の通り対応してます。これならそれほど問題なく使えそうですね♪
因みにマスターカムとの比較だとマスターカムのほうがちょっと小さい感じでした。

ヘッドサイズ

カムヘッドのサイズはX4と殆ど変わりません(一番下だけ旧赤キャメだよ)
写真は付けないけどマスターカムと比較してもほぼ同じでした。

ヘッドサイズの割にカムローブは厚いので安定感は良さそう。
バネをトリガー側に逃してるからそのあたりのアドバンテージですね。
最近のスモールカムは工夫をこらして優秀だよね〜

柔軟性

構造的に上下と左右で柔軟性が全然違います。ダブルステムに近い構造だからそれはしょうがないよね。

ホリゾンタルクラックにセットした場合でも追従性は非常に高いけど構造的に注意点も有るからこのあたりはこの後各日記を読んでくだされ。

何にせよ細いワイヤー4本で荷重を支える構造だから柔軟性は高いカムですね♪

トリガーの引きと距離感

トリガーの引きは軽めでトリガーからサムループ(なの?)までの距離も使いやすい範囲に収まってます、私の手のサイズには。

逆にトリガーからヘッドまでのサイズも適正な長さが保たれていていい感じ。ここを短くするとカタログスペック上は軽量化できるんだけど実際のセットを考えるとクラックの奥にセットできなかったりとかデメリットも大きいからこのあたりは好感度大ですね♪

難点はトリガー部分のワイヤー幅がひろいところかな。ここが広いとパンプしてるときにトリガー引くのが辛いんだよね〜

ヘッド周りサイズ

ヘッドのコンパクトさに含まれる部分かもしれませんがカムローブのサイズも気になるところですよね〜

上の写真の青丸は岩との接点を示しています。

ポケットとか浅いクラックにカムをセットしたい時にどん詰まりからどれだけ距離があればカムが効くのかでセットできるかどうかが決まってきる場合が多いです。

このあたりのサイズは一軸構造で対数螺旋の係数が小さいほうが有利ですがトーテムカムはせっかく一軸なのに軸の反対側が大きいために二軸のX4と同じくらいの距離が必要です、これはちょっと残念なところですね〜

ヘッドの材質

第一印象も岩場で試した感じもエイリアンに近くて非常に柔らかいです。このあたりは材質もそうだけど焼入れとかの後処理で随分ちがうみたい。

柔らかいと岩への食いつきは良いんだけど耐久性がね〜どの硬さにするかはメーカーそれぞれのポリシーがあるんだろうけど
私のような貧乏人には硬めの材質のほうがありがたい限り。。。

カムの最新記事8件